FC2ブログ

『バイバイ ブラックバード』【9】

 伊坂幸太郎の『バイバイ ブラックバード』を読んだ。

 主人公の男が,借金の果てに,<あのバス>で連れて行かれる。その前に5人の恋人に別れを告げに行く。同行するのが,彼の監視役で,体長190cm,体重200kgの粗暴な怪物女の繭美だ。軽妙洒脱な文章はこの小説でも健在で,話の展開も面白く,一気に読み切った。

 終わり方にモヤモヤするところが残る,というコメントがネット上では散見される。確かにそういう面はある。作者自身,巻末のインタビューでそれを認めている。が,描かれなかった部分を読者の想像力に委ねるだけの伏線は本文中に十分張られてあると考えていいだろう。

 余談ながら,この本はアマゾンで注文した。最近ここで本を買うことが多くなった。何より品揃えが充実している。本の検索も容易で,ある本を検索したら関連書籍が表示されるのも購入意欲をそそる。それに,古本も登録されていて,絶版の本でもかなりの確率で買えるのがいい。デュマの『ダルタニャン物語』など,昔は見付けるのに随分苦労したが,アマゾンなら数分で全巻が手に入る。中毒になりそうだ。
スポンサーサイト



[編集]

プロフィール

もじゃぽっくる

Author:もじゃぽっくる
神戸在住/35歳/男

カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク