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雪原の樹影~マイルドセブンの丘

 2012年12月29日,美瑛に行った。雪原に樹影の伸びるマイルドセブンの丘を撮るためである。

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 写真集などでもっと素晴らしい作品をご覧になった方も多いだろう。有名な撮影地である。快晴でなければここで撮影する意味はない。と言い切ってよいくらい,晴れた日に太陽が落葉松林を通して形作る模様は美しい。この時期の美瑛は天気が悪いことが多い。狙うなら,天気予報をよくチェックして,チャンスを逃さないようにしたい。

 ところで,この写真を何時に撮ったかお分かりだろうか。日が落ちかけているから夕方だと思われた方も多いのではないだろうか。実は13時52分である。この時間ですら,居合わせた多くの写真家は帰り支度をしているところだった。もう少し早く到着すれば,林の上方に太陽を配置することができる。本当は,12時くらいに現場に着くのが良いのではないか。

 時期にも注意したい。この位置に太陽が落ちるのは冬至の前後3週間程度,12月上旬から1月上旬までのようである。その時期を外れると,日の沈む位置は大きく北にずれ,写真を撮るにも画面に入らなくなってしまう。当然,落葉松林から手前に向かって樹影が伸びることもない。

※ 写真はオリンパスE-512-60mm F2.8-4.0 SWDで撮影。三脚使用
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深山峠の夜明け

 2012年12月29日,早朝の深山峠に行った。

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 この時期日の出は7時頃である。朝起きるのは楽だ。しかし日の出前の寒さは厳しい。基本的には山用の装備で望んだが,手袋などはカメラを扱うために厚手のものが使えず,こごえてしまった。車に入って暖まっては外に出て様子を見る。それを繰り返しながら日の出を迎えた。

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 ここにはサンピラーを見に来た。しかし見ることができなかった。太陽の位置が悪かったらしい。もう少し北から出てくれる時期ならこの深山峠でも見られるはずだが,冬至の近くでは別の場所を探す必要があるような気がする。

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※ 写真はオリンパスE-512-60mm F2.8-4.0 SWDで撮影。三脚,リモートレリーズ使用

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冬の美馬牛

 2012年12月29日。

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 美馬牛小学校の横を通った。記念に1枚撮っておいた。

 本当は,この小学校の辺りを一望できる丘の上に行きたかったが,この時期は道が封鎖されていて,行き着けなかった。封鎖といっても,除雪されていないというだけのことだ。冬の美瑛・美馬牛にはそういう道がかなり多い。自動車があっても夏のように自由自在に走れるわけではないので注意が必要である。

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 これは新栄の丘である。新栄の丘には駐車場がある。公衆トイレも併設されている。しかし冬季は雪に閉ざされていた。路上に駐車して少しだけ撮り,早々にここを後にする。雪が積もる季節になると,特に女性はトイレにも困る可能性が少なくない。旅程は慎重に組みたいものだ。

※ 写真はオリンパスE-512-60mm F2.8-4.0 SWDで撮影。三脚,リモートレリーズ使用

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望岳台(冬)

 2012年12月29日,時間が余って望岳台にも行った。

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 朝は,サンピラーを撮るという目的が果たせず,いったん宿に戻って朝食を撮った。これが8時から8時半くらい。それからパッチワークの丘(ケンとメリーの木や親子の木のある方面)を見たが,いまいちピンと来なかったので,一度十勝岳連峰の麓まで行ってみようと思ったのである。

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 ここではダイヤモンドダストが見られた。さほど密度が濃くはなかったが,それでも空気中の水分が凍って結晶となり,それが太陽の光に反射してきらめく様子がはっきりと分かる。写真にはうまく写っていない。太陽の方角を見下ろす場所に立ち,ダイヤモンドダストの濃度が濃くなって,サンピラーが出れば,写真にももっとちゃんと残せるのだが。

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※ 写真はオリンパスE-512-60mm F2.8-4.0 SWDで撮影。三脚,リモートレリーズ使用

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サンピラーのこと

 2012年12月29日,美瑛。

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 場所は美田の辺り。ここでもダイヤモンドダストを見た。それだけでなく,ごく薄いサンピラーも見た。下の写真に丸ボケで写っているのがその片鱗である。

 サンピラーはダイヤモンドダスト(DD)の一種だ。太陽の方向にDDが発生すると,それが柱のように輝く。しかしそうなるためには,DDより高い位置に立って,それを見下ろさなければならない。そうすることで,太陽の光が集中的に自分のほうに反射して,縦長の柱のように見えるのである。

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 ここで見たサンピラーは,35°くらいの角度で見下ろした位置にできていたように思う。太陽の高度との兼ね合いだろうから,太陽が低い位置にあればより角度は小さくなるし,太陽が高い位置にあれば角度は大きくなるのだろう。

 ここでサンピラーを発見するまでは,その出来方の仕組みをよく理解しておらず,どうやって見付けたらいいのかが分からなかった。そのため,見付けやすい場所の選び方も分からず,ただ右往左往していた。今後またこの辺りに来ることがあれば,その時こそもっと大きなサンピラーを見付けてやろうと思う。

※ 写真はオリンパスE-512-60mm F2.8-4.0 SWDで撮影。三脚,リモートレリーズ使用

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フルサイズが悩ましい。

 フルサイズデジカメが欲しいという気持が久々にわいてきた。気になるのはソニーα7RニコンDfである。手に入れたいと思わせる方向性はやや違う。α7Rは衝撃的なまでの小型軽量が魅力である。DfはD4と同等の画質でD610より軽いことが売りであろう。

 もし今すぐ買うとしたら,私はDfを選ぶ。

 理由は幾つかあるが,まずは撮像素子の画素数である。α7Rは3600万画素もある。4/3で800万画素の機種と受光面積の点では同等なのである。それは,フルサイズの撮像素子の利点を大いに損なうことになるだろう。ニコンのD800(3600万画素)も同じ理由で敬遠した。それに対してDfは1600万画素に抑えてある。μ4/3のOM-D EM1(1600万画素)の実に4倍の受光面積である。圧倒的に有利な画質が期待できるではないか。

 理由のもう一つはレンズである。α7Rは,当面,専用のレンズが4本しか発売されない。マクロレンズさえない。レンズのラインナップが揃うのを待っていても,予定通りカメラが売れなければ新しいレンズを作るのをソニーがやめてしまう危険もある。4/3はそうだった。ソニーが同じことをするかどうかは不明だが,そんなリスクを負いたくはない。その意味でも,既にレンズの充実しているニコンのほうが安心して買える。

 ただ問題は,Df用のレンズ群は重くて大きいことだ。F2.8通しで24mm-200mmの範囲をカバーしようとするだけで2440gにもなる。風景用の広角ズームやマクロレンズ,動物園用の超望遠レンズなどを揃えても,重くてたぶん持ち出さなくなるだろう。そういう面では,小型軽量なシステムを組める4/3も捨てがたいのである。

 悩ましい。もう少し様子見ということになりそうだ。

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秋の鎌倉へ

 2012年12月8日は鎌倉に行った。

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 前日の7日に東京本社に出張があった。それで,そのあと妻と合流して横浜に泊まることにした。普段は出張後もそのまま群馬に行くが,この時は結婚1周年記念だったので,東京で食事をすることにしたのである。私が鎌倉に行ったことがなく,ちょうど紅葉の季節でもあったので,土曜日は鎌倉を観光することにした。

 写真は東慶寺。宿は横浜市内に取った。朝食後JR関内駅に向かい,大船で乗り換えて北鎌倉駅まで電車に乗る。寺を見物しながら鎌倉駅まで歩くことにした。(続く)

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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紅葉の円覚寺

 2012年12月8日の鎌倉編,続き。

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 北鎌倉駅で降りると,一番近い円覚寺に行った。

 鎌倉では幸運に恵まれた。正直いって紅葉には遅いかと思っていたが,12月も8日だというのに鎌倉には紅葉がまだまだ残ってくれていた。空も快晴だ。

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 境内の紅葉の具合を幾つかの写真で紹介することにしたい。載せる写真は今回の3枚だけだが,実際にはもっとたくさん紅葉した木があった。結論から言えば,個人的な好みでは東慶寺と明月院の紅葉が特に美しいと感じたが,円覚寺も悪くはなかったと思う。

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 特にここには,紅葉の後ろに竹林のある木がある(2枚目の写真)。今回は時間もないので長居は避けたが,太陽の位置と天候のタイミングのいい日にじっくり撮れば,和風の雰囲気の良い写真が撮れるのではないか。竹に紅葉。将来南関東に赴任することがあれば,平日に休みを取ってでも一度試してみたいテーマである。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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エジソンの書見台を2つ注文した。

 読書用品のエジソンのHPで書見台を2種類注文した。

 これまでは携帯用書見台「ほんたった」を愛用していた。これは文庫本を読むには最適で,カフェに行くときとても重宝している。そのことは今でも変わりはない。

 が,職場でハードカバーの本を読んだり厚めのA4ファイルを読んだりするときには「ほんたった」では少し弱く,安定性に欠ける。それでハードカバー用に「ほんとe書見台」を買い,A4ファイル用には大型書見台を買うことにした。

 エジソンのHPでは以前にパーツを注文したことがある。旧式のほんたったを2本持っていたので,2個1組のパーツを2組(4個)頼んだ。その時エジソン側から電話があって,「1組で2個入りだが2組4個で本当にいいのか」とわざわざ確認してくれた。その大変親切な対応に,大変いい気持がした。

 そういうわけで,エジソンについてはそれまで以上にひいきにしている。

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東慶寺

 2012年12月8日の鎌倉編,続き。

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 円覚寺の次は東慶寺に向かった。ここは尼寺で,五山十刹には入っていない。しかし境内は山肌を活かして形作られており,探検することの楽しさがあって,散策するのにいい。

 それに紅葉がきれいだった。この辺りで入った寺の中では,この東慶寺が一番のお気に入りである。モミジの本数はそれなりである。が,樹齢を重ねたであろう立派な木が多い。その枝の複雑な黒肌に,モミジ特有の美しさが感じられる。

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 この写真は境内の入口付近から奥にレンズを向けたものだ。奥にはイチョウの巨木が見える。ところが,この木を綺麗に撮れる場所は見付からなかった。木の下に立ってしまうと木の上のほうまでは見通せないし,遠くから見ると他の木々に遮られてしまう。そのことは少し残念だった。

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 この連載の表紙に使ったこのモミジも,この東慶寺のもの。(続く)

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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明月院庭園

 2012年12月8日の鎌倉編,続き。

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 東慶寺の次は明月院に向かった。庭園が公開されており(別料金),そこの紅葉が見ごろだといいうことで,2回も料金を払って庭園に入ることにした。

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 ここは,あじさい寺として有名らしい。しかし花菖蒲の時期にはこの庭園が公開されるようだし,紅葉の季節も悪くない。全体として,花の寺という位置づけが与えられてよさそうに思う。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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『時代の風音』【41】

 司馬遼太郎ほか『時代の風音』を読んだ。堀田善衛氏,宮崎駿氏との鼎談集である。

 東京出張の後に少し立ち寄った渋谷の本屋で見付けた。面白そうだと思い,しかし荷物を増やしたくなくて,アマゾンで注文した。旅先で見付けた本をインターネットで注文して家に配送してもらえるというのは大変便利だ。反面,これでまた店舗を構えた本屋が廃ると思うと良心が痛む。

 本の中では宮崎氏は聞き役で,主には司馬氏と堀田氏が話している。私の場合,司馬氏の対談集だというので手に取った。この人は書いたものだけでなく話も面白いことで有名な人だと聞いていたから,一度対談集・鼎談集か講演録を読んでみたかったのである。

 この本を読んでもそのことはよく分かる。例えば食文化の違いについて論じた部分でこう語っている。「明治三十八年の旅順の陥落のとき…ロシア軍の食糧庫の大豆という大豆の袋からモヤシが出た。それでロシア軍は降伏したという説まである。『もうモヤシが出たから大豆はだめだ』と。つまり,『ロシア人がモヤシを食べることを知っていたらもうちょっとステッセルは頑張れた」(181頁)。

 話として大変面白い。『坂の上の雲』を読んでいればニヤリとする部分だろう。この小説はそれ自体名作だが,『時代の風音』を読むとさらに奥行が感じられるようだ。

 それに,司馬遼太郎といえば主には日本の歴史を素材に小説を書いているわけだが,世界史にも造詣が深く,面白い話をたくさん知っていることも分かった。これから先,司馬氏の対談集ももう少し読んでみようと思った。

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赤地蔵,青地蔵

 2012年12月8日の鎌倉編,続き。

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 明月院の庭園にて。

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 冬の訪れを目前にして,このお地蔵さまたちは何を思っているのだろう。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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『深夜特急』2,3巻【42-43】

 断続的に『深夜特急』を読んでいる。今日は3巻まで読んだ。この間の末尾でようやくインドのデリーに到着する。1巻の冒頭に戻ってくるわけだ。

 3巻ではブッダガヤでの逗留の部分が好きだ。ここではカースト外の子供たちのための施設が登場し,そこで朝日とともに起き農業をして日暮れとともに寝る生活を著者は体験する。そこに何とも言えない羨ましさを感じて,いつか行ってみたくなった。

 『深夜特急』はもちろん不朽の名作である。が,外国の情景を文章だけで想像するのは難しい。映像がないかと思って探してみたら,大沢たかおの演じるテレビドラマ版?の『深夜特急』があることが分かった。You Tubeにもアップロードされている。消されないうちに見ておきたい。

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建長寺

 2012年12月8日の鎌倉編,続き。

 明月院を出てから昼食にした。蕎麦でもあれば食べたかったが,あいにく見付からなかった。洋食の店はあったが高かったのでパスし,鍋焼きうどんを食べた。食べて後悔した。出汁が真っ黒で味付けもからく,とても食べられたものではない。損をしたという思いが半ば,関東でうどんを頼んだのが間違いだったという思いが半ばで店を後にする。

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 次は建長寺。五山の中でも最も格式が高い。

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 残念ながら紅葉は大したことがない。境内も平らで,散策する楽しみもあまり感じられなかった。妻も同じような感想を持ったらしい。2人で相談し,拝観もそこそこに,次を目指すことにした。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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鶴岡八幡宮

 2012年12月8日の鎌倉編,続き。

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 建長寺から鎌倉駅に向かう。途中に鶴岡八幡宮がある。かつて書いたとおり,以前は狛犬の足元に昆布があったはずだが,今回は見当たらなかった。あれは一体なんだったのだろう。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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横浜の夜景

 2012年12月8日の鎌倉編,番外編。

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 鎌倉から横浜に帰った。ランドマークタワーの喫茶店で少し休んで,日没の10分前にスカイガーデンに向かう。夜景は日没後15分から30分くらいの時間帯がいい。空にまだ青味が残っている。それを見るためにやってきた。写真の出来に満足しているわけではないが,一度見たかったものが見られて良かったと思う。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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イタリア旅行

 2012年から13年にかけての年末年始はイタリアで過ごした。

 飛行機は大韓航空を使った。札幌から仁川(インチョン)空港経由でミラノまで行ける。航路として便利だし,値段も安かった。新千歳空港の出発が雪のために遅れ,あわやミラノ行きに乗り遅れるかと思われたが,何とか間に合った。

 ミラノに1泊し,翌日早朝の電車でフィレンツェに向かった。

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 フィレンツェに到着したのは12月31日である。大晦日と言っても日本と違って街中が休業しているということはない。ポンテ・ヴェッキオの近くの宿にチェックイン。そこから歩いてウッフィーツィ美術館を訪問した。入場までは2時間待ちで,寒いしお腹はすくしで閉口したが,美術館自体は素晴らしい。あまりに有名なので説明は不要だろう。

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 昼食は宿の近くのパニーニ屋で食べた。私はハムとチーズのパニーノを注文し,妻はそれにトマトを加えたものを頼んだ(ちなみに「パニーニ」は「パニーノ」の複数形である)。パンが冷たく固くてイマイチだった。フィレンツェは良い意味でも悪い意味でも世界有数の観光地である。客も一見のものが多いのだろう。おいしくなくてもやっていけるに違いない。イタリアならどこでも食べものがおいしい,というわけではないようだ。

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 掲載の写真は大聖堂(ドゥオモ)である。1枚目は,近くの店のガラスに映り込んでいるのを撮ってみた。青空によく映える。2枚目と3枚目は大聖堂の中だ。内部も写真を撮って良い。ただし三脚とフラッシュは禁止されている。暗所に強いカメラがあれば便利なのだが,この点ではμ3/4の撮像素子の大きさではやや不足である。(続く)

※ 写真はオリンパスE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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ドゥオモのクーポラ

 2012年イタリア旅行編,続き。

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 フィレンツェの大聖堂は,頭に卵型のドームを乗せている。これをクーポラという。これがあるため遠くからでも一目で分かる。そのクーポラに登ることができる。エレベーターもエスカレーターもない。463段の階段を登る必要がある。高い所が好きなので,一も二もなく入場待ちの行列に並んだ。

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 英語では「これらの壁に書くな(Do not write on the walls)」と命令形で書かれている。イタリア語では「これらの壁に書くことは禁止されています(Vietato scrivere sui muri)」と受け身で表現されていた。アングロ=サクソンとラテンの意識の微妙な違いの表れとも思えて興味深い。

 ともあれ「落書き禁止」と書いた看板の脇にたくさんの落書きがある。

 これは観光客によるものだろうが,だいたい,フィレンツェの街は落書きが異常に多い。不景気のせいだろうか。フィレンツェの住民の気質のせいもあるに違いない。行政が貧弱か,あるいは落書きを消すだけの経済力がないせいかも知れない。治安が必ずしも良くないことを感じて,少し心配になる。

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 クーポラに上る階段の途中に石像が安置されている。鉄柵があって近付けないが,遠くから見ても迫力は感じられた。本当は有名な大司教か誰かで,フィレンツェの街にとって重要な人物なのであろう。説明書きも見当たらず,よく分からなかった。

※ 写真はオリンパスE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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クーポラの上で

 2012年イタリア旅行,続き。

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 長い階段を登って,クーポラの上に出た。街に高い建物がない。遠くまでよく見渡せる。入場のために長い行列に並んだために,かえってちょうど夕陽の時間に当たった。冬であるため午後4時半に日没の時間を迎えることも幸いした。

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 が,前に書いたとおりの事情で日が暮れてからフィレンツェの街を出歩くのは避けたかった。これで今日の観光は終わり。食事をしたらあとは寝るだけだ。早朝からこの街にいながら,ウッフィーツィ美術館とこのドゥオモの2箇所しか観光しなかったことになる。

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 年末年始のイタリア旅行は,世界中から観光客が集まってくることと,太陽の出ている時間が短いこととで,他の時期と比べてかなり不利であることを痛感した。

※ 写真はオリンパスE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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ホテル・オラーフィ

 2012年イタリア旅行編,続き。

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 フィレンツェのホテルは,食事の評判を重視して,ポンテ・ヴェッキオの近くのオラーフィというホテルを選んだ。宿の朝食会場。天井画が豪華で,評判どおり食事もおいしい。

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※ 写真はオリンパスE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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500gのビステッカ

 2012年イタリア旅行,続き。

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 大晦日の夕食は,「ロステリア・ディ・ジョヴァンニ」といいう店にした。この日は,夕食までやっている店がある程度限られている。予約を取ってから行くほうが安心だという判断で,ホテルを通じて予約した。といっても私がしたわけではなく,妻に全部やってもらった。

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 ビステッカ500gだ。フィレンツェ風の,骨付きの豪快なステーキである。骨の部分を除いてもかなりのボリュームがある。この時は,どれだけ出てくるかが分からず,前菜,第1の皿,第2の皿とほぼフルコースで頼んでしまったが,異常に量が多い。

 2人での旅行を前提に書くと,イタリアの場合,平均的な日本人なら,前菜とパスタとメインを1つずつ頼み,それを2人で分けるくらいの頼み方で十分だ。店とメニューによっては,それでも食べ切れないくらいの料理が出てくる。ガイドブックにもそう書いてあったのだが,半信半疑だった。実際に食べてみると,それが本当だということがよく分かる。

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 夕食後いったんホテルに戻り,年が変わる前に外に出て,ポンテ・ヴェッキオの近くで新年の花火を見た。イタリアでは新年をそうして祝うらしい。花火は,左上の端っこに写っている。この直前には橋の向こうから上がっていたので,また同じ場所から上がるだろうと思って待っていたが,結局最後まで出なかった。ここの新年の花火は,同じ場所から何度も上げるのではなく,街中のあちこちから少しずつ上げる方式のようである。日本とはちょっと違う。

   ★   ★   ★

 今月の連載はここまで。12月1日に再開する。

※ 写真はオリンパスE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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『歴史の舞台』【44】

 司馬遼太郎『歴史の舞台』を読んだ。

 モンゴルや騎馬民族のこと,古朝鮮のこと,倭人についてなどなどのエッセイ集である。司馬氏の関心の広がりが日本の歴史の外にも無限の広がりを持っていることが感じられ,読んでいて面白かった。

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『戦雲の夢』【45】

 司馬遼太郎『戦雲の夢』を読んだ。

 土佐の御曹司長曾我部盛親を主人公にした歴史小説である。司馬氏の歴史小説の中では初期に近い作品で,純粋な小説である。考証風の記述がほとんどなく,司馬小説のその部分が好きな読者にとっては,面白さが感じられないかもしれない。ぼく自身,読むのが少しつらかった。

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プロフィール

もじゃぽっくる

Author:もじゃぽっくる
神戸在住/35歳/男

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