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トルコ旅行編,始まり。

 2013年8月,トルコに行ってきた。

 トルコ国内はカッパドキア→エフェス→イスタンブールと回ることにした。カッパドキアまではイスタンブールで飛行機で乗り換え,近くの空港まで行ってバスに乗る。カッパドキア近くには幾つかの空港があるようだ。我々はその中からカイセリを選んだ。

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 カッパドキアの中心となるのはギョレメという町である。そこで日本語の通じるツアーを申し込んだ。通称レッドツアーとグリーンツアーという2種類があって,それぞれ違う場所をマイクロバスで回ってくれる。バスはホテルまで迎えに来てくれるので便利だ。

 写真はオルタヒサルである。「オルタ」は「中央」,「ヒサル」は「要塞」の意味らしい。今後の行き先にも要塞は多い。カッパドキアに他に「ウチヒサル」(「3つの要塞」)があるし,イスタンブールには「ルメリヒサル」がある。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影
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カッパドキアのウォーキング・ツアー

 2013年夏トルコ編,続き。

 日本語ツアーには2日連続で申し込んだ。

 1日目は,オルタヒサルを遠望した後,渓谷を2時間ほど歩く。

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 ここがハイキングの始まりである。傘を差した女性がガイドの人だ。ユーモアのある明るい人だった。横の男性2人は同じツアーに参加した人で,それぞれ1人旅ということである。

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 遠くにはローズバレーが見える。霞んでいて分かりにくいが岩がバラ色をしている。そこに朝日や夕日が差すと真っ赤に染まる。翌日乗った気球の操舵手?氏は,「あれがカッパドキアで一番の景色だ」と何度も繰り返していた。

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 渓谷にはあちこちにブドウ畑がある。リンゴの木が植わっていたりもする。辺りを見回してみてもお百姓らしき人影は見当たらない。ガイドさんはぼくらのほうを振り返り,「ブドウを食べながら行きましょう」と日本語で言うと,1粒摘んで口に入れた。

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 炎天下を歩き続けた。所々の道標が,少しずつでも目的地に近付いていることを教えてくれる。地面は砂で,時おり砂埃が舞った。レンズに砂が着くので頻繁にブローで落とさなければならない。靴も真っ白になる。靴は,1足ダメにする覚悟で臨んだほうがいいかも知れない。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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チャウシン

 2013年夏トルコ編,続き。

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 ローズバレーを右手に見ながら渓谷内の道を歩き,チャウシン村に着いた。10時46分に歩き始めて12時26分にここに着いたから,10分の休憩を除くと1時間半ほど歩いたことになる。

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 トルコ行きの飛行機に乗ったのは祖母の葬式の日の夜だった。初めは成田から飛ぶはずだった。3日前に父からメールで祖母が死んだと知らされた。旅行は中止しようと思ったが,周りの勧めもあって,通夜と葬式に出たあとそのまま関空からの便でトルコに向かうことにした。その選択が良かったのかどうか,今もよく分からない。

 まあ,読者にとってそんな話はどうでもいいことだろう。

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 トルコの犬である。灰色と黒の地味な色をしていてそれが可愛いい。カンガルーというのだとガイドさんが教えてくれた。帰って調べてみると,カンガールというのが正しいらしい。子犬を見掛けた。呼んだら逃げて行ってしまった。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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鳩の谷

 2013年夏トルコ編,続き。

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 相変わらずトルコ旅行の1日目を続けている。チャウシン村に着いてからマイクロバスで昼食に行き,その後このピジョンバレーに移動した。写真にも写っている四角い家のようなものが鳩の巣になっているらしい。鳩を飼うのは糞を集めて肥料にするためである。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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バラの谷の夕陽

 2013年夏トルコ編,続き。

 カッパドキア1日目。昼のツアーが終わる頃,夕陽鑑賞のオプショナルツアーの誘いを受けた。金額は1人30ユーロ。当時のレートで3600円程度である。安くはないが,ここでしか見られない景色を見たい。妻と相談して申し込むことにした。

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 夕方にホテルまで迎えに来てもらい,マイクロバスでローズバレーの一角に案内された。客は我々2人だけである。運転手氏から白ワインをプレゼントされた。太陽が沈んでゆくのを眺めながらチビチビやる。ゆったりとした時間を楽しめた。30ユーロの価値は十分あったと思う。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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洞窟ホテル

 2013年夏トルコ編,続き。

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 カッパドキアでは洞窟ホテルに泊まった。この「テラ・ケイブ・ホテル」がそれである。2泊した。本当は3泊する予定だったが,祖母の葬儀のために到着が1日遅れ,1泊分をキャンセルすることになった。直前のことで本当ならキャンセル料が必要なのだが,オーナーが要らないと言ってくれた。

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 洞窟ホテルといってもぼくらの部屋は普通の2階だった。いかにも洞窟という感じを期待していたので,なんだ,こんなものかと思った記憶がある。もっとも,部屋自体は広くて清潔で,快適だった。

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 朝食はビュッフェスタイルだった。トルコではどこに行ってもパンがおいしいという評判で,実際においしい所が多い。だが,7泊9日の旅行中で最高のパンはどこだったかと聞かれれば,迷わずこのホテルを選ぶ。翌日の朝食は飛行機の時間の関係でここでは食べられず,ここのパンが食べられたのは結局1日だけだった。今思えば悔やまれることである。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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カッパドキアの気球ツアー

 2013年夏トルコ編,続き。

 カッパドキア2日目(トルコ2日目)は,早朝から気球ツアーに参加した。値段は1人2万円くらいだったと思う。もっと安い所もあるが,実績のある安全な会社を選ぶことにした。

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 気球ツアーは,夜明け前に,ツアー会社の送迎バスがホテルまで迎えに来てくれる。カッパドキアのツアーは総じてホテルまでの送迎がセットになっていて便利だ。一旦ツアー会社の営業所に運ばれ,そこからさらに気球の待機する場所までバスで移動する。

 バーナーで温められた熱気で気球が膨らむ頃には太陽が地平線から昇っている。日の出を空から見られるのではないかという期待があったが,それは難しいようである。

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 ぼくらの乗った気球には,中央の操縦室のほかに,定員2人の籠が8つぶら下がっていた。それが縦2マス×横4マスの長方形になってくっつけられている。

   □□■□□
   □□■□□

 上から見るとこんな感じ。□が乗客用で,■が操縦席である。問題はどの籠に乗るか。答を言うと,中4つは絶対に避けたほうがいい。なぜなら1方向しか見えないからである。両端の籠に入れば角から2方向を眺めることができる。2倍楽しめるわけで,その違いは予想以上に大きい。

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 ちなみに気球は回転しながら浮沈を繰り返す。全員が全方位を見られるようにするために,操縦士がクルクル回してくれるのである。だから初期位置で東西南北どの角に乗るかは全く重要でない。この日はモルゲンロートのローズバレーが美しかった。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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わんにゃん王国

 2013年夏トルコ編,続き。

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 カッパドキアには野良犬や野良猫が多い。そしてみんな人懐っこい。もちろん海外旅行で不用意に動物,特に狂犬病の可能性のある犬などの生き物に接触するのは危険なことだが,可愛いのでつい近寄ってレンズを向けてしまう。

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※ 写真はE-PL5Lumix 35-100mm F2.8で撮影

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ギョレメ屋外博物館

 2013年夏トルコ編,続き。

 カッパドキア2日目(トルコ2日目)は,夜明けに気球に乗った後,また日本語ツアーに参加した。ホテルへの送迎は予定の時間を30分ほど過ぎて到着した。最初はなぜかまたピジョンバレーに立ち寄り,それからこの写真のギョレメ屋外博物館の見学をした。

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 岩をくり抜いて造られた建築物群は,例えばキリスト教の教会であったり,あるいは食料の貯蔵庫であったり,あるいはワインの醸造所であったりする。キリスト教関係のものは内部に壁画が描かれたものが多い。撮影が禁止されているのでこのブログでお見せできないのが残念だ。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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買い物ツアー?

 2013年夏トルコ編,続き。

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 相変わらずカッパドキア2日目(トルコ2日目)のことである。この日は昼食後,陶器の店に案内された。この陶器の店では妻がその父(私の義父)へのお土産に水差しを買った。

 そういえば前日は絨毯の店に連れて行かれた。恥ずかしながらそこでは私が玄関マットを買ってしまった。本来の価値からすれば安い買い物だったとは思うのだが,不要不急の贅沢品を買うこと自体,どうかしていた気がしないでもない。もっともその絨毯は,神戸の今の新居を豊かなものにしてくれている。結果としては悪くなかった。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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ラクダ岩

 2013年夏トルコ編,続き。

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 ラクダ岩。カッパドキアの奇岩の中でも特に有名なものの1つである。その証拠にこの岩の周りには売店が並んでいる。観光客も多く,時間のある人は岩の近くまで行ってその絶景を楽しんでいた。ぼくらは時間の都合で遠くから眺めただけである。

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 本当はこの連載は真四角に切り取った写真だけで構成するつもりだった。が,ラクダ岩についてはそれだと画面の右端に入れた人物が消えてしまう。それで,ルールを破って横長の写真も載せることにした。個人的にはこの横長の写真のほうが,岩の大きさが分かっていいと思う。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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キノコ岩

 2013年夏トルコ編,続き。

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 パシャバー地区のキノコ岩。これもカッパドキアで最も有名な岩の一つである。

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 が,正直言ってこの頃には奇岩の成す風景を見慣れてしまって,急速に感動が薄れていた。たった1日半ここにいただけなのにもうそれに慣れてしまうなんて。自分の心はそこまで老化したのかと悲しくなる。

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 そういえばこんな岩もあった。「何に見えますか」とガイドのお兄さんが聞いてくる。みんな首をかしげている。「トトロだよ」。…。日本語ができるだけじゃなくとなりのトトロまで知っているなんて,すごい。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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砦ウェディング

 2013年夏トルコ編,続き。

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 ここはウチヒサル。「ウチ」は「3」で,「ヒサル」は「砦」の意味である。3つの砦が集まっている。遠くからでもよく目立つのだが,やはり近くで見ると違う。といってもツアーの都合であまり時間が取れず,間近まで行って見物することはできなかった。

 (実は,この直前にツアーでトルコ石の店に連れて行かれている。それさえなければウチヒサルにもっと長居できたのに…と,恨みがましいことを思わないわけではない。)

 ここでは新郎新婦が写真を撮っていた。本当に新郎新婦なのか,それとも結婚式場か何かの宣伝用に新郎新婦に扮したモデルの写真を撮っていたのかは分からない。が,こんな所で結婚写真が撮れれば,一生のうちでも最高の宝物になるだろう。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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エフェス遺跡

 2013年夏トルコ編,続き。

 トルコ3日目はエフェス遺跡に行った。朝の飛行機でイスタンブール(カイセリ空港)からイズミル空港に飛び,セルチュクの宿に荷物を置き,昼食を取ってからの観光だ。内陸の砂漠に見えたカッパドキアと違って,この辺りはエーゲ海に近く湿潤な土地である。少し蒸し暑い。

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 エフェス遺跡にはセルチュクの街中からバスが出ている。ドルムシュという乗り合いバスである。満員になったら出発するという方式で,乗れるかどうか心配だったが,バスターミナル(オトガル)に行ったらすんなり乗れた。そこから15分程度の距離である。

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 エフェス遺跡は,中に入ってしまうと飲み物を買うことができない。炎天下,日陰のほとんどない中を2時間くらいは歩き回ることになる。熱中症にならないためにも,夏に行くならペットボトルの水を1リットル分くらいは持参するほうがいい。ぼくらはポカリスエットの粉末を持って行き,500mlはそれを飲んだ。

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 写真の説明がまだだった。

 1枚目はハドリアヌス神殿である。といっても読者にとって気になったのは右下の黒服の女性だろう。トルコではこのような人々を当たり前のように見掛けた。イスラム教国ならではの光景で,異国に来たことを実感し,自然と気分が高揚する。

 すぐ上の写真はローマ時代の円形劇場である。『地球の歩き方』には「今でもコンサートなどに使われる」と書いてある。今でこそイスラム教国であるが,遥か以前のローマ時代の遺跡が多く残っているのもトルコの魅力だ。エフェスにはもう一つ,小さめの円形劇場もある。

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 ここエフェス遺跡にも猫がたくさんいた。トルコの猫は日本と違って人を見ても逃げない子が多い。それだけ人々に大事にされているということだと思う。肉球のぷにぷにした前足をこちらに投げ出してお昼寝している姿がたまらなく可愛い。

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 これは図書館。改めて『地球の歩き方』で確認すると,「ケルスス図書館」という名前であるらしい。写真を撮り忘れたが,ここではドイツ語の案内板(石版)が壁に埋め込まれていた。発掘と研究調査が先行したのがドイツ人によるものだからであるらしい。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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セルチュクの子猫

 2013年夏トルコ編,続き。

 エフェス遺跡に行くためにセルチュクに泊まった。この街には1泊しかせず,24時間未満の滞在だったが,いい印象が残っている。

 宿に荷物を置いてすぐ,路地を歩いていると,8歳くらいの少年が2人近寄ってきて「フォト,フォト」と声を掛けてきた。写真を売りつけようとしているのかと思っていたらそうではないらしい。しばらく話していると,自分たちを撮ってほしいのだということが分かった。写真を撮ってそれを見せてあげたら,彼らは満足してどこかに行ってしまった。それだけの接点に,ふんわりとした思い出ができた。

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 昼食も良かった。上の写真は夕食なので違うのだが(紛らわしくて申し訳ない),エフェス遺跡に行く前の昼ごはんは「Tat」(タト)という名前の食堂で取った。『地球の歩き方』では「クルド人家族が20年近く営業している人気レストラン」と紹介されている店で,味も確かでしかも安い。昼から「エフェス・ピルゼン」というビール片手に煮込みハンバーグを楽しんだ。

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 夕方はホテルで教わった店に行った。ホテルでは「ザ・ナンバー・ワン・レストラン!」と太鼓判を押されたところである。残念ながら名前を忘れてしまった。

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 店には猫がいる。たくさんいる。こちらを見上げてニャアと鳴く。あげないよと言ったらまたニャアと鳴く。この上目遣いがたまらない。ついつい,肉を2切3切れ取り分けて,彼の目の前に置いてしまった。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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ぶさかわ

 2013年夏トルコ編,続き。

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 セルチュクで泊まった宿にこの猫がいた。朝起きて2階から1階に降りたら廊下に鎮座していた。こちらに視線をくれて不審そうな顔をしているが,逃げるわけでもなく,餌をねだるわけでもなく,さりとてぼくを追い払おうとするわけでもなく,じっと動かずただそこにい続けていた。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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お勧め! ミュージアムパス

 2013年夏トルコ編,続き。

 トルコ4日目にようやくイスタンブールに行った。バスに迎えに来てもらってホテルにチェックインして,すぐに観光に取り掛かった。この歴史ある大都市には見るべきものが多く,一刻も無駄にできない。

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 最初は考古学博物館に行った。そこで85トルコリラのミュージアムパスを購入する。『地球の歩き方』では72リラとなっているが,値上げされていて85リラが正しい。対象施設も,『歩き方』に書いてあるトプカプ宮殿,アヤソフィア,カーリエ博物館,国立考古学博物館,モザイク博物館だけでなく,トルコ・イスラム美術館やメヴラーナ博物館,ユルドゥズ宮殿などにも入れるようになっている。

 トプカプ宮殿(含:ハーレム)とアヤソフィアだけで65リラになるので,あと幾つか行けばすぐ元が取れる。それにトルコは世界的な観光地のためそれぞれの場所で一々チケットを買っているとその都度長蛇の列に並ばなければならない。カード自体のデザインが美しく,いいお土産にもなる。一石三鳥のこのカードは絶対にお勧めである。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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国立考古学博物館

 2013年夏トルコ編,続き。

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 国立考古学博物館。

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 イスタンブール初日の観光はここから手を着けた。この町には3泊4日で滞在した。1日目の昼から4日目の昼まで,実質的にも丸3日い続けることができたので,行きたかったところはほとんど行けたように思う。

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 博物館の展示は非常に充実している。午後2時03分に入場して,かなり駆け足で回ったにもかかわらず,ここを出た時には3時40分になっていた。じっくり回れば2時間以上かかるはずである。時間のない人は計画的に行動したい。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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トプカプ宮殿

 2013年夏トルコ編,続き。

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 考古学博物館の次は隣のトプカプ宮殿に行った。言わずと知れたスルタンの王宮である。中学時代に読んだ北杜夫の『怪盗ジバコ』で「トプカプ」という名前を初めて見掛けたときは架空の場所かと思っていた。こうして実際に訪れてみると,あの頃を思い出して,妙な気分になる。

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 トプカプ宮殿には宝物が大量に展示されている。大きなエメラルドを3個もあしらった短刀や,86カラットというスプーン屋のダイヤモンドなど,トルコ帝国の繁栄ぶりを誇示するかのような豪華な展示に圧倒される。

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 宝物の写真はない。ケチなのか保安上の理由か,撮影禁止なのである。それに構わず写真を撮っている観光客もいた。ほぼ全員が警備員に見付かって,画像を消させられていた。ヨーロッパ人らしきオジサンが1人頑強に抵抗していたが,最後には根負けして消去ボタンを押していた。実に容赦がない。

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 ちなみに入場したのは午後4時前。『地球の歩き方』では営業時間は午後5時までだというのであまり時間がないと思っていたが,夏は時間を延長しているのか,我々は6時前までここにいても追い出されなかった。ひょっとしたら7時くらいまではいられたのかもしれない。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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エフェス・ピルゼン

 2013年夏トルコ編,続き。

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 エフェス・ピルゼン。トルコのビールには他にもツボルグなどの銘柄があるが,どこに行ってもビールを頼めばこのエフェスが出てきた。圧倒的なシェアを誇っているようである。それだけにおいしい。味も風味も日本のビールに近い。その中でもサッポロ・クラシックが最も近いだろうか。

 エフェス・ピルゼンはグラスの形もいい。330ccのものと500㏄のものがある。特に330㏄のものに,より美しさを感じた。日本に持ち帰りたい。そう思って少し探してみたが,なかった。日本でも通信販売で見付からないかと調べてみた。やはりないらしい。実に惜しい。いずれ何とか手に入れたいものだと今でも思っている。

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 この店はハムディ。イスタンブール1日目(トルコ4日目)の夕方はこの店にした。『地球の歩き方』に載っていること,アルコールが飲めること(イスラム教国のトルコではアルコールを提供しない店も少なくない),場所が分かりやすいことからここを選んだ。味は,まずくはないが,感激するほどでもない。それまでの地方都市と違って値段が高く,そのぶん期待値が高くなりすぎてしまったせいかも知れない。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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イェニ・ジャーミィ

 2013年夏トルコ編,続き。

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 イスタンブールのガラタ橋の南詰にあるイェニ・ジャーミィの夜景である。「イェニ」は「新しい」,「ジャーミィ」は「寺,モスク」という意味だ。名前はそうだが17世紀のもので,この町を特徴づける建築物の1つとなっている。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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伝説の店

 2013年夏トルコ編,続き。

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 イスタンブール2日目(トルコ5日目)は朝食をこの店で取った。かつてはヨーロッパから東に向かうヒッピーが集まったという伝説の店,プディング・ショップである。

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 後日沢木耕太郎の『深夜特急』第4巻を読んでいたら,この店のことが書かれてあった。

 「ひとたび伝説的な存在になると,そこは旅をするうえに必要な情報の集まる場所になっていく。イスタンブールの『プディング・ショップ』には,店の壁に≪カトマンズまでの同乗者を求む。ただしガソリン代負担のこと≫とか≪カメラ売りたし≫とかいった無数のビラが貼られているという」(新潮文庫,99頁)。

 今はもちろんもうヒッピーの匂いはしない。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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ブルーモスク

 2013年夏トルコ編,続き。

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 イスタンブール2日目(トルコ5日目)の観光はここから始めた。

 スルタンアフメット・ジャーミィ,通称ブルーモスクである。尖塔が6本もある異例の豪華さだ。現役のモスクで,礼拝の時間は観光客は入れない。その時間が決まっていないために,何時に行けば入れるのかは行ってみないと分からない。この日は9時から入ることができた。

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 ここでイスタンブールカードのことを紹介しておこう。日本でいうICOCAやSUICAのようなものである。路面電車,地下鉄,ケーブルカーなどに乗ることができる。便利で,しかも安い。路面電車の1回目の乗車で1.95リラ。ジェトンというコインでは3リラ,回数券だと10回券でも2.8リラなので,どれだけ有利か分かるだろう。デポジットが6リラ要るが,それを返してもらわなくても十分元が取れる。イスタンブールに到着したらまずこのカードを手に入れるのが吉である。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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アヤソフィア

 2013年夏トルコ編,続き。

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 ブルーモスクの次はアヤソフィアに行った。両者は広場を挟んで向かい合わせに建っている。アヤソフィアは,ローマのコンスタンティヌス帝が建築したものだ。外観が美しいだけでなく,内部の壁画も素晴らしい。

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 内部は三脚を持ち込むことができない。私はベルボンの小型三脚「キューブ」をリュックに入れていたのだが,入場時の手荷物検査で見付かって預けさせられた。中は薄暗い。何とかしてカメラを固定しなければ,手ぶれしてまともに写真を撮ることができない。さて,困った。

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 そこで活躍したのが水準器(レベラー)だ。カメラ上部のホットシューに取り付ける直方体タイプのものである。これを手すりや床に置いてカメラを上に乗せれば,手ぶれのない写真を撮ることができる。三脚がない場合にこれが非常に強力な武器になることが分かったことが意外な収穫だった。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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アフメット3世の泉

 2013年夏トルコ編,続き。

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 アヤソフィアの東にこの建物がある。『地球の歩き方』によればアフメット3世の泉というものらしい。面白い建物だと思ったが,何なのかよく分からなかった。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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モザイク博物館

 2013年夏トルコ編,続き。

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 モザイク博物館。ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)の南東の角にある。ミュージアムパスで入れる多くの施設のうちの1つだが人気は今一つのようで,中はがらんとしている。が,パスを買ったのならこのモザイクを見るためにここを訪れる価値はあると思った。他にも多くのモザイク画があって,イスタンブールの懐の広さを感じさせてくれる。

 この近くにはアラスタ・バザールという市場もある。エジプシャン・バザールと違って人出は多くないが,絨毯屋などを眺めながら散歩するにはいいところだった。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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妖気

 2013年夏トルコ編,続き。

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 昼食前に地下宮殿に行った。路面電車の「スルタンアフメット駅」の近くにある。入り口が分からずうろうろしていたら親切そうなトルコ人に教えてもらった。その後絨毯屋に連れて行かれそうになったので慌てて逃げたのだが,まあそれはそれ。

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 地下宮殿は,ローマ時代の貯水池である。イスタンブール市内にはこのような貯水池が何箇所か存在するらしい。そのうち1つはレストランになっているようだ。この地下宮殿迷路のような通路で構成されている。奥にはメデューサのレリーフがある。そこいらに妖気が漂っているようだ。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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鯖サンド

 2013年夏トルコ編,続き。

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 イスタンブール2日目(トルコ5日目)の昼食は屋台の買い食いにした。地元では有名な鯖サンドである。トルコ語では「バルック・エキメキ(魚パン)」といって,魚の種類を特定しているわけではない。が,たぶん鯖だったのだろう。

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 鯖サンドの屋台は船である。次から次へと魚を焼いてはパンに挟んでいく。1個6リラ。当時のレートで300円ちょっとで食べられる。格別おいしいというわけでもないが,肉料理が続いていたので,魚が食べられたこと自体が嬉しかった。

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※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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カーリエ博物館

 2013年夏トルコ編,続き。

 イスタンブール2日目(トルコ5日目)の午後は遠出してカーリエ博物館に行った。5世紀の修道院である。

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 鯖サンドの最寄り駅「エミノニュ」(ガラタ橋の南詰)から路面電車に乗ってトプカプ駅(トプカプ宮殿とは全く別の場所)まで行き,そこで地下鉄に乗り換えてエディルネカプ駅で降りる。地元のお爺さんに道を教えてもらいながら歩いて10分少々で着く。中の壁画が美しい。

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 ちなみにここは,『地球の歩き方』では「カーリエ博物館」という名前で紹介されている。ところがミュージアムパスの案内では「Chora Museum」と表記されている。これはここが元々「コーラ修道院」と呼ばれていたことによる。ミュージアムパスを買ってみてカーリエ博物館が見付からないと思っても間違いではない。安心してほしい。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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テオドシウスの城壁

 2013年夏トルコ編,続き。

 エディルネカプ駅を降りるとテオドシウスの城壁が見える。この駅で降りたのはカーリエ博物館のためである。博物館に行くまでの道に迷った。そこでトルコ人の水売りのお爺さんに道を教えてもらった。

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 博物館からの帰りにそのお爺さんから水を買った。1リラの水を2リラで売られたが,まあいいかと思ってお金を払った。そしたら彼に「着いてこい」と言われてこの城壁の上に案内された。妻は嫌がっていたが,こういう場所は,地元の人に連れて行ってもらわなければ決して入り込むことができない。実に楽しい思い出になった。

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 帰る時にその爺さんが右手の指を擦り合わせる仕草をした。「お金が欲しい」という意味である。最初は意味が分からなかったが,意味が分かって「ハユル(ノー)」と言ったら,諦めてさよならと言ってくれた。少し軽率だったかとも思ったけれど,別に後悔はしていない。

※ 写真はE-PL5Lumix 12-35mm F2.8で撮影

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プロフィール

もじゃぽっくる

Author:もじゃぽっくる
神戸在住/35歳/男

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